シド・ヴィシャスが腰に巻いていた事で知られるリングベルトを作りました。
このベルトの肝であるリングのパーツはDカンと丸カンを組み合わせた簡易的な物ではなく、手曲げの独特な形状の三角カンと太い丸カンを組み合わせしっかりロー付けがしてある。リングベルトを作るために長年にわたりこのパーツを探してきたが昨年遂にデッドストックのパーツを発掘した。
在庫で所有していたアメリカの業者曰く、船舶用でヨットなどのロープを通す為のパーツじゃないかとの事だった(真相は不明)。
確かにアクセサリーやバッグに使うサイズ感ではなさそうだし、ヨットのマストを固定するロープが通っていたと言われると納得出来る大きさだ。
アクセサリー用なら表面にニッケルメッキなどで覆われていそうだが亜鉛メッキだろうか白っぽいマットな腐食止め処理がしてある。
バックルは７、80年代の太めのスタッズベルトに使われていたスタイルを再現。使用するレーザーにはエイジング加工などは施さない替わりに表面にランダムにシワっぽいシボのあるレザーを用いる事で適度なユーズド感を演出している。
本体のレザーはあまり厚みを持たせず締めた時の剣先の垂れ具合にこだわった。
発掘した古いパーツには限りがあり今回ベルトに仕立てられた本数はごく僅かになります。
M / L (6穴 M:76.5cm~91.5cm L:89cm~103cm)
・商品によっては1〜2cmの誤差は予めご了承下さい。
・襟のある商品の場合、着丈に襟の長さは含まれません。
PEEL&LIFT,ピールアンドリフト
38,500円
